どもる子どものレジリエンスを育てる
▲先頭に戻る

第4回講習会

当日の様子はこちらから(スタタリング・ナウ No.252 2015.8 日本吃音臨床研究)
受講者の感想

テーマ:子どものレジリエンスを育てる

 私がつきあっている多くのどもる人たちは、子どもの頃、吃音に悩みながらも、今は、吃音と向き合い、自分のしたい仕事に就いて豊かに生きています。 一方、吃音の悩みから抜け出せず、不本意に生きる人がいることも知っています。この違いは、レジリエンスがあるかないかだと、レジリエンスモデルでは考えます。 子どもの頃から、レジリエンスを学び、育てることができれば、どもる子どもの現在、そして将来にとって、「吃音治療・改善」よりはるかに大きな生きる力になるのではないでしょうか。
 長年、学校心理学、スクールカウンセラー、チームによる心理教育的援助サービス等に取り組んで来られた、 筑波大学副学長で筑波大学附属学校教育局教育長の石隈利紀教授に、レジリエンスの基本的な考え方を学び、 レジリエンスをどもる子どもの指導にどう生かすか、参加者と実践を交流しながら、一緒に考えていこうと思います。
大会実行委員長渡邉美穂(千葉市立院内小学校ことばの教室)
(講習会案内より抜粋)

概要

期  日 2015年8月1日(土)~2日(日)
会  場 帝京平成大学池袋キャンパス613-B教室(東京都豊島区東池袋2-51-4)
講  師
石隈 利紀 筑波大学副学長・筑波大学附属学校教育局教育長
牧野 泰美 国立特別支援教育総合研究所 総括研究員
伊藤 伸二 大阪教育大学非常勤講師・日本吃音臨床研究会会長

主な内容

基調提案① どもる子どもの親と臨床家のための吃音相談会 伊藤 伸二
講 義 「子どものレジリエンスを育てる」 石隈 利紀
対 談 「どもる子ども、どもる人のレジリエンス」 石隈 利紀
伊藤 伸二
グループ討議
質問を中心とした全体でのディスカッション
基調提案② 「レジリエンスと関係論」 牧野 泰美
基調提案③ 「つながりのちから」
~ 親子のつどいから見えること ~
桑田 省吾
実践発表と討議① 「幼児期の実践」
実践発表と討議② 「学童期の実践」
みんなで語ろうティーチイン (この講習会に関しての質疑応答と振り返り)

会場の様子


資料

子どものレジリエンスを育てる 筑波大学副学長・筑波大学附属学校教育局教育長 石隈 利紀
どもる子どもの親と臨床家のための吃音相談会 日本吃音臨床研究会 伊藤 伸二
つながりのちから 吃音親子のつどい「ほおーっと」同行人 桑田 省吾
それぞれの思い 元聾学校教員・どもる人 佐々木和子
大学1年 佐々木大輔
子どものレジリエンスをどう捉えるか 宇都宮市立陽東小学校 髙木 浩明
吃音の現象学にむけて NPO法人大阪スタタリングプロジェクト 坂本 英樹
吃音の夏 第一弾報告 「スタタリング・ナウ2015.8 №252」より
第4回吃音講習会 報告 NPO法人大阪スタタリングプロジェクト 坂本 英樹
受講者の感想


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
このホームページの著作物は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。