どもる子どものレジリエンスを育てる
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第10回講習会

当日の様子はこちらから

テーマ:どもる子どもとの対話

 昨年は対面で吃音講習会が開催できました。直に対話をすることで生まれる温かい空間を味わい、多くの刺激を得ました。参加者が次々に対話に加わる新しい試みは、オープンダイアローグ(開かれた対話)で、参加者全員で作り上げた講習会でした。
 今年は、メインタイトルに、「どもる子どもが幸せに生きるために」を入れました。幸せに生きる力を子どもが自分自身でみつけていくために対話を続けます。今回は、昨年、紹介した7つの視点の中から《健康生成論、レジリエンス、ポジティブ心理学》を活用した対話のあり方を提案します。
 どもる子どもが幸せに生きるためには、正しい吃音の情報や吃音に対するとらえ方を身につけることが必要です。そのための対話をすすめる教材を3つ紹介し、それらの実践交流の場にしたいと考えています。
 ① 吃音についての気持ち、情報、価値観を分かち合う「吃音カルタ」の実践例
 ② 吃音問題の本質をとらえるための「言語関係図」で、自分の課題を知る実践
 ③ 子ども自身が自分の取り組む課題をみつける「吃音チェックリスト」の作成と対話実践
 吃音の新しい展望を、共に探っていく研修会になればと願っています。
 皆さんの参加を心よりお待ちしています。
(講習会案内より抜粋)

概要

期  日 2023年7月29日(土)~30日(日)
会  場 日本特殊陶業市民会館(名古屋市民会館)愛知県名古屋市中区金山1丁目5-1)

主な内容

報告 ことばの教室の実践報告
「 吃音のある 子どもが幸せに生きるために、ことばの教室でできること」

基調提案① どもる 子ども が 幸せ に生きるために、ことばの教室でできること
~健康生成論、レジリエンス、ポジティブ心理学からの提案
日本吃音臨床研究会会長
伊藤 伸二
吃音の課題を把握するための 吃音チェックリストの説明/体験
講座 どもる人のセルフヘルプグループ( 大阪吃音教室 )公開講座
基調提案② どもる子どもの「生きるかたち」を支えるために 国立特別支援教育総合研究所
牧野 泰美
対話の教材の紹介 吃音 カルタ
言語関係図
吃音 チェックリスト

資料

どもる子どもが幸せに生きるために 日本吃音臨床研究会会長 伊藤 伸二
どもる子どもの「生きるかたち」を支えるために 国立特別支援教育総合研究所 牧野 泰美
吃音がある子どもが幸せに生きるために ことばの教室でできること 千葉市立山王小学校 安田 恵美
対話! 対話! 対話!「どもる子どもが幸せに生きるために~7つの視点の活用~」 NPO 法人大阪スタタリングプロジェクト 坂本 英樹


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