どもる子どものレジリエンスを育てる
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第1回講習会 浜田 寿美男 奈良女子大学名誉教授
 1947年香川県生まれ。発達心理学・法心理学者。発達心理学を批判的に捉え、「私」というものがどのように成り立っていくかを主要テーマにしている。
 また、菟罪事件での自白や目撃の心理に関心をよせ、それらの供述鑑定にも関わる。現在、兵庫県・川西市子どもの人権オンブズパーソン。
 著書に、自閉症など、障害のある人の生活世界を描いた『障害と子どもたちの生きるかたち』(岩波現代文庫)、自閉症の子どもの自我形成の問題から発想して理論化を試みた『「私」とは何か』(講談社)、無実の人の自白を論じた『自白の心理学』(岩波新書)、『発達心理学再考のための序説』(ミネルヴァ書房)、『<うそ>を見抜く心理学』(NHKブックス)ほか多数。
第2回講習会 高松 里 九州大学留学生センター准教授・臨床心理士
 北海道大学教育学部卒業。九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。大学・大学院時代 はエンカウンター・グループ、地域での継続グループに参加し、自らもグループを作る。その後、性暴力・犯罪被害者支援活動に参加し、 セルフヘルプグループやサポートグループに参加する。
 著書に、「セルフヘルプ・グループとサポート・グループ実施ガイド」(2004年、金剛出版)「日本に住む外国人留学生Q&A」(2005年解放出版)、編著:「サポート・グループの実践と展開」(2009年、金剛出版)、 「パーソンセンタード・アプローチの挑戦」(2011年、創元社)など。
第3回講習会 斎藤 清二 富山大学保健管理センター長・教授
 新潟大学医学部卒業。県立がんセンター新潟病院、東京女子医科大学消化器病センター、新潟大学医学部附属病院、 富山医科薬科大学医学部などを経て、1993年英国セントメリー病院医科大学へ留学。
 1996年富山医科薬科大学第3内科助教授、2002年より富山大学保健管理センター長・教授。(内科学、心身医学、臨床心理学、医学教育学)著書に、『はじめての医療面接一コミュニケーション技法とその学び方』医学書院、 『ナラティブ・ペイスト・メディスンー臨床における物語りと対話一』金剛出版、『ナラティブ・ペイスト・メデイスンの実践』金剛出版、『ナラティヴと医療』金剛出版、 『グリーンハル教授の物語医療学講座』三輪書店、『ナラティブ・ペイスト・メデイスンの臨床研究』金剛出版、 『発達障害大学生支援への挑戦一ナラティブ・アプローチとナレッジマネジメント』金剛出版、『ナラエビ医療学講座一物語と科学の統合を目指して』北大路出版など。
第4・6回講習会 石隈 利紀 東京成徳大学教授(筑波大学名誉教授)
 学校心理学の第一人者。学校心理士スーパーバイザー・ガイダンスカウンセラー等。
 文部科学省中央教育審議会専門部会委員歴任。福島県子どものこころのサポートチーム協議会委員。
 著書として『学校心理学-教師・スクールカウンセラー・保護者のチームによる心理教育的援助サービス』、『寅さんとハマちゃんに学ぶ助け方・助けられ方の心理学~やわらかく生きるための6つのレッスン』(誠信書房)、『石隈・田村式援助シートによるチーム援助入門~学校心理学・実践編』(図書文化)、『学校の効果的な援助をめざして~学校心理学の最前線』(ナカニシヤ出版)、『よくわかる学校心理学』(ミネルヴァ書房)、『人生のレジリエンス(弾力・回復力)を培うために ライフスキルを高める心理教育』(金子書房)など。
第5回講習会 松嶋 秀明 滋賀県立大学人間文化学部人間関係学科教授
 専門は「臨床心理学」。「臨床心理士」として学生相談や小中学校のスクールカウンセラーといった実践活動にたずさわる一方、そこで起こる様々な問題、非行少年の更生プロセスや、学校臨床領域における支援のあり方を研究。
 著書として、『リジリアンスを育てよう―危機にある若者たちとの対話を進める6つの戦略』松嶋秀明 奥野光 小森康永/金剛出版、『ナラティヴ・プラクティスとエキゾチックな人生』小森康永監訳 他5名と共訳/金剛出版、『「非行少年」の質的研究?なぜ彼(女)らが「問題」なのかと問うてみる』能智正博 川野健治/東京図書、『ナラティブセラピーの冒険』小森康永監訳、他7名と共訳/創元社 など。

滋賀県立大学 松嶋さんのページ http://db.spins.usp.ac.jp/html/258_ja.html
講  師 牧野 泰美 国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員
 専門は言語障害教育、言語獲得、コミュニケーション障害とその支援など。 「全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会(全難言協)」をはじめ、 各地の「きこえとことばの教室」の担当者や、親の会等と連携しながら、子どものことばやコミュニケーションへの支援の在り方、 きこえとことばの教室の役割などについて研究活動を進める。
 著書に、『言語障害のおともだち』(ミネルヴァ書房)など。
講  師 伊藤 伸二 日本吃音臨床研究会会長
 21歳の時、セルフヘルプグループ言友会を創立。
大阪教育大学専任講師(言語障害児教育)などを経て、現在伊藤伸二ことばの相談室主宰。
第1回吃音問題研究国際大会を大会会長として開催し、国際吃音連盟の礎を作る。
 竹内敏晴レッスン、アサーティブ・トレーニング、森田療法、論理療法、認知行動療法、当事者研究、ナラティヴ・アプローチなどを活用し、吃音と上手につきあうことを探る。
 著書に、『両親指導の手引き書41 吃音とともに豊かに生きる』(NPO・法人全国ことばを育む会)、『吃音の当事者研究-どもる人がべてるの家と出会った』(金子書房)『どもる君へ いま伝えたいこと』(解放出版社)など。


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